再び投資方針アップデート

みなさん,こんにちは.

セミリタイアを目指している隠者プレイです!

ここ数週間過去の暴落について調べていました.

現状のポートフォリオレバレッジETF,TQQQを入れていることもあり,かなり暴落耐性が低い状態です.

今年来るであろう暴落に対して,TQQQを鬼ホールドし続けるために少し投資方針を変更しようと思いました.

今までに投資方針は何回かアップデートしていますが,根幹としての米国テクノロジー系に長期投資という趣旨は変わっていません.

しかし,今の方針で暴落時に自分を律することができるかと言われたら,定義が曖昧なところもあり, その場でオロオロしてしまう可能性があるため,より厳格に決めようと思いました.

変更点

今回の大きな変更点は大きく分けて2つ.

1つ目は,TQQQを主戦力の一つとする

2つ目に暴落時用に金を長期保有するというものになります.

TQQQについて

TQQQは今まで購入したことがなかったため,試し扱いとして購入していましたが,上昇相場においてかなり助かるものだと実感しました.

そのため,SECが早期償還しない限り保持し続けたいと思います.

理論上1日にQQQが33%以上,下がった場合には早期償還になりますが, サーキットブレーカーがS&P500で20%一日に低下した場合発動するため, 楽観的に大丈夫なのではないかと踏んでいます.

米国株式について- サーキットブレーカー制度とはどのような制度ですか - よくあるご質問 - DMM 株

また,数日間20%毎日低下した場合に関して,どんどん値が小さくなっていきますが,0にはならないので早期償還されないのではと思っています.

S&P500のインバース商品が体をはって10年以上証明し続けているので,これがなくなった場合に再検討したいと思います. f:id:techcap:20210125153619p:plain

金について

ところで,金は一般的に株式と相反する動きをすることで知られています.

例としてVGTとのチャートを比較すると...

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VGT v.s. GLDチャート

VGTがグズっている2006-2013年において,金のパフォーマンスが上回り,それ以降の期間ではVGTがアウトパフォームしています.

テクノロジーに長期投資することで報われることがわかっていても,この7年間のように何も結果が出ない時に続けられるように今回金を保とうと思いました.

具体的にどんな割合で持つかについてですが,以下のような大まかなポートフォリオでパフォーマンスを調べました.

(本当はTQQQはQQQ(VGT)の3倍の価値になるので,金v.s. QQQが1:4で保有していることになりアンバランスですが,一旦金30%としました.)

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金保有時のパフォーマンス

このポートフォリオを1, VGT100%のポートフォリオを2, TQQQ100%の時のポートフォリオを3とした時のパフォーマンスは,

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ポートフォリオパフォーマンス比較

流石にTQQQ100%には負けますが,VGTのみ保有や,S&P500よりパフォーマンスがよくなっています.

ETFがないため,アメリカの株式のパフォーマンスが良いこの区間しか調べられていませんが,先ほどの2000年代のような場合はTQQQやVGTが弱い状態が続く結果になると思います.

今後のポートフォリオについて

さて,先ほどの大まかなポートフォリオを今保有するETFで置き換えると...

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理想ポートフォリオ

このような感じになると思います.VGTとQQQはそれぞれ15%づつとしていますが,実際は合わせて30%になれば良いと思っています.

また,短中期取引や配当重視,積立NISAのS&P500に関しては両方合わせて10%になるように調整をしたいと思います.

現在のポートフォリオは...

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2021/01/25現在のポートフォリオ

だいぶかけ離れていますね...😂

TQQQ, QQQは毎月定期購入しているので,このポートフォリオに向けてVGTはしばらく購入せず,金を購入していこうと思います.

資金の流れについて

さて,自分が耐えられるだろうポートフォリオの中身について述べてきましたが,重要なのは決めたことを継続することです.

継続するために,どういう風に資金を流していくのか,心が死んでいてもできるくらいにしておく必要があります.

今までで曖昧な資金の流れは大きく分けて2点

  1. ポートフォリオに入れる際に何にお金を入れるか 2.生活防衛資金,暴落投資資金と投資入金の流れ

1に関して,理想のポートフォリオが整ったため,これに対して一番足りていないものに投入していく方針にしたいと思います.

2に関して,現在生活防衛資金,一時金等は確保されていますが,暴落投入資金をほぼほぼ株式へ投入してしまっているのが問題になります.

そのため,QQQ, TQQQへの暴落予備資金が溜まっていない状況では毎月の入金は9割暴落予備資金として確保したいと思います.

暴落予備資金は1,809,000円確保しなくてはいけないため,しばらく真面に入金できないですね😭

更新後投資方針

今までの前提条件や投資方針に追記しました.

投資の前提条件

  • アメリカが世界の市場一位である.
  • その中でもテクノロジーが新しい時代を切り開いていて,付加価値を生んでいる.
  • 現時点では中国企業の株は決算書が怪しい点が多く,また政府の介入が多いため,信用できない.
  • SECがレバレッジETFを中止しない.

投資方針

  • 投資は個別株なし
  • 長期投資は買ったら鬼ホールド
  • 主軸は積立インデックス投資(主にテクノロジー中心とし,サポートとして金
  • 週パフォーマンスが-4%を超えた場合,数ヶ月分を一括投資
  • 株価が最高値を超えている場合は一括投資用の資金を先に貯める
  • インカム重視のETFは給与から入金せず,売却益・配当から購入
  • 短中期,配当重視ETF割合は資産の5%以下になるように12月にリバランス
  • 短中期投資で取り扱う銘柄最大3つまで
  • 暴落投資資金が不足している場合,余剰投入金の9割は暴落投資資金へ
  • 月々購入するものはポートフォリオで理想と離れているものに

以上を守り,暴落に備えたいと思います.